Liveレストラン定例☆ランチビュッフェ

2007年10月23日

82歳の花嫁 

アルゼンチン北部の都市サンタフェで9月28日、24歳の青年レイナルド・ワベッチェさんが、82歳の女性アデルファさんとの結婚をしたというニュースが話題になりました。

初めて話を聞いた時は、彼女が資産家で正直財産目当てなのでは??・・・などと色々憶測してしまいました。

でも、実際はそうではなかったようでした。

新郎の母親と新婦は友人同士で、新郎を生まれたときから知っており、彼の母親が死んでしまったため15歳の時から引き取るような形で同居を始めたのだそうです。

時とともに2人の関係が保護者的な立場から恋人へと「別の色彩を帯びる」ようになり、アデルファさんからプロポーズしたということです。

レイナルドさんは「年の差は大した問題ではない。2人を結び付けたのは愛。」と58歳の年齢差を乗り越えて結婚したいう二人に勇気付けられた人は少なくないのではないでしょうか?

それから3週間ちょっと。

10月22日、アデルファさんは脳内出血のため同市内の病院で亡くなったとのこと。

今月初めにはブラジルのリオデジャネイロに新婚旅行に出掛けていて元気な幸せそうな様子をTVでも見かけましたが、10日に胸の痛みを訴えて入院していたのだそうです。

その後容体が急変し、アデルファさんは虹の橋を渡りました。

TVのインタビューでレイナルドさんは「彼女を看取ってあげたいんだ」といっていましたが、まさかこんなに早くその日がやってくるとは思わなかったでしょうねぇ。

でも・・。

きっとアデルファさんは、幸せだったに違いありません。

ご冥福をお祈りいたします。
 

elfrente at 11:58│TrackBack(0)ニュース | いのち

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