2008年11月06日

老老介護

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長門裕之・南田洋子夫妻が今、深刻な「老い」の問題と闘っているそうです。

先日、TVのドキュメンタリー番組→〜女優・南田洋子がテレビから忽然と姿を消した理由〜で、「認知症」の真実、「老老介護」の実態が放映されました。

実際、私はその番組は観ていないのですがHPから見ることが出来る動画を見て愕然としました。

美しくて上品な女優というイメージの南田洋子さんの姿はそこにありませんでした。

3年前から洋子さんに記憶障害が見られるようになって台詞が覚えられなくなったり、物忘れがひどくなったりするようになったとのこと。

ごくせんの第2シリーズでは、可愛い老婦人を演じてらした姿を思い出しますが、そのあたりから病魔が忍び寄ってきていたんですね。 

現在、妄想を口にしたり日常会話が成立しない日もあるそうです。

今でこそ、自分は今まで洋子さんに何もしてあげられなかったから世話ができてよかったと裕之さんはおっしゃっていますが、事実を受け入れることは大変なことだったようです。

動画で「今日の洋子は明日いない」「洋子より先に死ねないよ」とおっしゃる姿に涙が止まりませんでした。

おふたりは1961年に結婚。

洋子さんは裕之さんの父(俳優の沢村国太郎さん)の介護を15年近くされていましたが、自分が介護される側になるとは・・なんとも切ない話です。

誰もが自分の親(配偶者)には関係が無いと思う(思いたい)問題ですが、いのちある者全てに老いはやってきます。

近年、日本で老老介護は深刻な問題になっていますね。

老老介護は、自分自身高齢化した子が親の介護というケースや、高齢の夫婦の妻が夫の介護をなど様々なケースがあります。

経済的な逼迫や介護疲れによる心中事件など悲しいニュースを見ることも少なくないですよね。

裕之さんは「同じ状況に苦しむ人達の励みに少しでもなれば…」とTVで放送することを決意されたのだそうです。

サッチャー元英首相も8年ほど前から認知症の症状が出はじめ、物忘れが次第に激しくなっていったのだそうです。

2002年に政界を事実上引退されましたが、夫デニスさんが死亡したことも忘れるほど記憶力が減退しているのだそうです。

昨年はブラウン首相に招かれ首相官邸で会談しましたが、今年3月には目まいや不快感を訴えロンドンの病院に一時入院したそうです。

鉄の女と呼ばれたサッチャーさんにさえ襲い掛かってきた認知症。

オバマ氏の当選がTVを賑わしていたけど、彼は40代なんですよね。

そういえば・・長門夫妻と麻生首相は同年代。

これからの日本、高齢者の比率はどんどん高くなっていく一方。

このままでいいの日本?

年金問題、高齢者の医療問題・・考えないといけないことは沢山ありますよね。

今、自分たちに出来ることって何なんだろう??

考えさせられた1日でした。

elfrente at 08:01│ひとりごと | いのち