2013年03月22日

つむぎの館

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二千年の歴史を持つ日本最古の絹織物、結城紬。


つむぎの館は、結城紬の製造卸問屋であり、結城紬の伝統や制作の工程などを紹介、体験などもできる総合施設です。

売店は、栃木県宇都宮市の大谷石と、茨城県の特産品である桐材を使用した建物。


紬のショールやコースター、お財布、バッチなどの小物が販売されています。


また、お店の奥で結城紬の地機織りの実演が行われていました。

現在、技術者は100人程度なのだとか。

織りの技術も興味深かったのですが、その糸の染に驚きました。

刺繍と違って織る前からすでに染が入っているのです。

染が上手だと「織り子は楽」とおしゃっていました。

ウールなどは、図面の通り何段目の何番目・・と図面通りに柄を作りますよね?

結城紬は、もとの糸の太さも微妙に違うから、織り子さんの力量によって「感覚」で修正があるのだそう。

だから同じ柄が織り込まれていても、糸の往復数は同じとは限らないんですって。

深いな〜〜!

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染織工房 織場館では、織り機が陳列されていました。

染体験、織り体験もできるんです。

室内からの撮影がNGということで屋外から撮影。

左の絞りの浴衣は、染体験で作ったもの。

反物にするのに2万円で仕立てに8000円だそうで、オリジナルの浴衣が自分で作れるなんて素敵ですね。

機会があれば作ってみたい!

織り体験では、コースター作りができますよ。

1回、1000円。

お手ごろですが、売店で売っていた紬のコースターが素敵でしたので今回は体験はせずソチラを買いました^^;

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古民家 陳列館は、建物も素敵なのですが ここも撮影NG。

入口だけ撮りました。

今、結城紬新作発表展が行われていて「幻の結城」といわれる縮織の新作が多数展示されていましたよ。

手緒里「本場結城紬資料館」は、入場200円。

結城紬に関する資料や文献、実際に使われている道具類、明治から現在に至るまでの結城紬を展示されていました。


Wikipediaより―

崇神天皇の時代に、多屋命(おおやのみこと)という人物が三野(美濃)の国から久慈郡に移り住み、長幡部絁(ながはたべのあしぎぬ)と呼ばれる織物を始めたという。

絁とは太い絹糸で織った粗布のことである。

それが結城地方に伝わり結城紬となったとされる(なお、結城という地名は、鎌倉時代にこの地域を支配始めた結城氏の姓に由来する)。

絁は「常陸紬」と呼ばれ、1322年(延元元年)に発行された『庭訓往来』で諸国の名産品の一つとして名が記されている。

1601年(慶長6年)にこの地方の代官となった伊奈備前忠次が、京都・信州における織物技術を取り入れるなどして改良を行い、知名度を高めた。

結城紬の名を確認出来る最古の書物は、1638年に刊行された『毛吹草』である。

1712年には最上級の紬として『和漢三才図絵』に紹介された。 1865年に初めて絣の結城紬が制作される。

1873年にはウィーン万国博覧会に出品され、世界的に名を知られるきっかけとなる。

1953年、平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される。

その後1956年4月24日に重要無形文化財へ指定(平織のみ)。同時に従事者6名が技術保持者に認定された。

1961年に結城市を中心とした各市町村により、財団法人重要無形文化財技術保存会が設立された。

1974年にNHK朝の連続テレビ小説で放映された『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、結城紬の知名度も高まった。

1975年の文化財保護法改正に伴い、翌1976年、技術保持者6名の認定が解除され、保持団体の認定に変更となる。

171名で本場結城紬技術保持会が設立され、同会が重要無形文化財「結城紬」の保持団体として認定された。

1977年3月30日には経済産業指定伝統工芸品として承認された。

また同年、結城紬伝統工芸士が認定された(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名であった。以後規定を満たした者が順次認定されている)。

1986年には栃木県伝統工芸品、1988年には茨城県郷土工芸品の指定を受けている。

2004年、品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が不正交付されていたことが明らかにされた。

文化庁が保存会に改善を指導し、翌2005年6月3日分の検査合格品から全反物が「重要無形文化財」表記のない証票へと変更された。 2010年にユネスコ無形文化遺産リストに登録された。


ご参考まで!

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